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Helico bacter
全長 43mm(ラバー除く)
重さ 13g
潜行深度 0〜30cm
推奨タックル 6〜8feet ML〜Mベイトタックル
推奨ライン 16Lb〜20Lbナイロン
フック #2
使用材 アガチス
価格 ¥3.600(税別)にて発売中!
【Helico bacter 発売にあたって】動機は単純に『おかっぱりででっかいさかなをクランクでつりたい』でした。この仕事を始めてから色々な人とお話する機会が増え、その中で何人かの方と時折話題になるのがクランクの壁。とある人とクランクの話題で盛り上がった時、『クランクって40〜50にはめっちゃ効くときあるけど、そっから上はあまり効かへんよね。何で?』と聞かれて結局二人とも明快な答えが出せなかった事があります。僕の中でランカーキラーは何?と聞いてみると、答えはラバージグ&スピナベ。過去に釣った50UPの6割はラバジです。ちなみに50後半だとほぼ100%になります。クランクを作っている身としては苦しい部分もありますが、事実は認めなければいけません。後日ランカーハンテイング可能なクランクを作ろうと二人で盛りあっがって、可能性を模索した結果、単純に巨大なクランクを作ってみようという事になって色々作ってみました。テストの結果は満足いくものになったのですが、これは『ボートで使うのには問題ないけど、陸で使うのは無理?』的ルアーになってしまい発売はまだ出来ないままです。(Tさんもう少し待っててね!)で、もう一つの可能性としてあったのが、ラバーを取り付けてみることでした。(ラバー付クランクの歴史は以外に古く、有名どころ?ではレー○ルウィードレス○eeR等20年前に既にアメリカで発売されています。最近では○ットンとかでしょうか?)『ラバーを付けるだけなら簡単だろう』と、すぐにサンプルを作ってみましたが、ラバーがずれずにタイイングが可能で、綺麗にフレアする為の形状を備えた部品がなかなか見つからず苦労の連続でした。大手メーカーなら図面をかいて発注すれば済む事なのですが、ハンドメイドレベルでこれをやると部品代だけで赤字確定です。没ネタに向かって一直線!だったのですが、今年になってまもなく運がいいことに汎用部品で形状&材質ともに理想的なものが見つかりラバーの問題はひとまず解決しました。
前に作ったフラットサイドでは飛距離や回避性能の面で、ラウンドを越えられない部分があって(値段も高いので・・・)陸からだと使える場面が少ない事がすごく気になってました。ならばラウンドで!となるわけですが、これも色々と使い込んでみると陸では不都合な点が多々あるわけです。ひとつはフックサイズ。足場の高い所でも50UPをぶち抜けるフックサイズとなると、最低でも#4以上欲しいところですが、2フックで#4以上だとルアーサイズもそれなりに大きくなります。ルアーがでかいのは構わないのですが、フッキング位置のデータを採っていくとフロントが口の中、リアが口の外とゆうフッキングパターンが8割超えます。この状態で好き勝手にカバーや藻に潜られたら、大体おしまいです。面倒な事にでっかい奴はそんな所が大好きです。バスに全く主導権を持たせず、強引に寄せて一気に抜く!その目的の為だけに、じゃまなリアフックは無くしてしまって、超強引なパワーファイトにも耐えられる様にフロントフックを#2にサイズUPしました。これがフックが1個しかついていない理由です。フッキング率等で多少不安感を抱く方もいらっしゃるでしょうが、時間を大幅にさいてデータを取った結果、問題なしと判断しています。データ集計では下顎と内頬に二本掛かるパターンが最も多かった掛かり方となってます。キャスタビリティの方は、風向きに関係なく最低25mは飛ばせる事が目標でした。普通に作ったらラバーの抵抗に負けて全く飛ばないのですが、クロウダットタイプ(○マーベイトとか○ッドバグ等・・・最近あまり見かけないですね)の同心円ボデイの採用であっさり解決したので、気持ちよく飛ばしていただけると思います
【タックルに関して】タックルに関しては、色々試していますが、遠投やピッチングでの使いやすさ、フッキングやスピーデイなランデイングの為にはミディアムクラスのロングロッドが一番マッチしていると思います。ラインは最低16lbナイロン。最近は20lbフロロも良く使ってます。リールのギア比は好みで良いと思いますが、16lb以上のヘビーラインが最低限巻ける機種が必要です。ブレーキに関してはマグ仕様の方が使いやすいです。
【ラバーチューニングに関して】テールについているラバーですが、これをいじるとどうなるのか???このラバー、水中では想像を上回る抵抗でルアーの動きを押さえつけています。試しにテールを取って巻いたらよく判るのですが、リールが壊れたのかと勘違いするくらい巻き心地が変わります。これは普通のクランクではありえないチューニングの幅がテール部分に存在しているということです。基本的には、本数を減らしたり短くしてテールの抵抗を減らすと動きが大きくなり、逆だと小さくなります。また硬いラバーと柔らかいラバーとでは、柔らかいもののほうが大きく動くようになり、また飛距離も出ます。危ないところでは、鯛ラバ用として出回っているフラットラバー(通称ネクタイ)チューンとか、フライマテリアルチューンとかでしょうか。保存性の問題でシリコン採用となっていますが、材質の変更で釣れ方も変わってくるので色々試してみるのも面白いです。取り付け方法ですが、まず内径2.5〜2.8mmのOリングを用意して、スピナベ用の替えラバーみたいに、好みのラバーを通します。あとはテールの金具に押し込んで整えるだけ、簡単です。あえてスレッド巻きしたい方は糸でもOK。簡単にいじれる上に元に戻せるので、好き勝手に色々試していただきたいです。出荷時のセッティングは【がまかつシリコンスカート0,6mm】×22本長さは冶具を使ってカットしているので、冶具の作り方を簡単に説明しておきます。直径15mm 長さ37mmの筒に縦スリットを切って、スリットからラバーを通し軽くまとめてからカットしています。材料は灯油ポンプについている半透明のパイプがGoodです。ダ○ソーへGO
【最後に・・・】このルアーはクランクであってクランクではありません。これを買って頂いた方には、自分のイメージで好き勝手に使って欲しいのです。テストに出かけるたびに色々な可能性を発見できました。本人でさえまだ底が見えない状態で、もうしばらくは楽しめそうな勢いです。テスターさん達の意見や感想、釣り方も見事にばらばらで全く収拾がつきません。???なのですが、このルアーはメーカー側で特定のイメージを植えつけると非常にまずいとゆう結論しか出ませんでした。なので、フィールドに出てお魚さんから答えを頂いてください。ではでは